巡戦レキシントン級の機関配置は、18万馬力を出すために必要なボイラー数の変化への対応と言える

1916年デザインは、ボイラー24基を片舷12基、両舷に1列ずつ並べた4本煙突
これだと船体が長くなりすぎるので、同じくボイラー24基を上下2段にした7本煙突
荒唐無稽なデザインだが、アメリカも単なるバカではないので、上段ボイラーが砲撃で破壊されても30ノット発揮可能、下段ボイラーが雷撃で浸水しても上段は無事という理由付けは一応していた

で、ボイラーの性能が上がって20基で18万馬力出るようになると片舷8基中心4基の5本煙突
さらに缶数が16基に減って2本煙突デザインで起工、空母として完成する