実際のところエンジンも機体搭載してみないとどうなるかわからんからな
エンジンそのものは熱に耐えられても温度が高すぎると周辺機器の温度が上がってこれまた上手くいかない
戦闘機の全長は約20メートル、エンジンの全長は約5メートル。つまりエンジンは全長のうち四分の一を占めてるんよ。
そして戦闘機の前方は人間が乗る部分だからエンジンとアビオニクスの距離ってほんの数メートルしかないのよ
エンジン温度が1800~2000℃だとしたら、冷却システムがどんなに上手く働いても熱によるアビオニクスへのダメージは避けられん
またエンジンのみならずセンサーの発熱量もやばいからな
熱伝導率がものすごい低い断熱材を入れたとしても膨大な熱が蓄積することで結局熱は貫通する
ここら辺の課題を解決しないとF-35と同じになる
耐熱素材があるだけではだめ。
エンジンの継続的な熱ダメージからアビオニクスを守るために熱伝導も気にしないとあかん。これがとても難しい。間に外気を取り入れてもどこまで下げられるか。
エンジンが放出する赤外線からも保護しないとあかん
エンジンが高熱で高性能になるということはそういうこっちゃ。
戦闘機の冷却は戦闘機のシステム全体で考えなあかん
アビオニクスは熱に弱いもの(熱膨張を起こす物)もあるから、とてもとても難しい問題
あまり話題にならないが戦闘機の設計はステルス性うんぬんより、冷却をどうするかの方がよっぽど気を遣う問題