日本とイギリスは主導権争いなどしていない
ただテンペストが参加国の離反で消滅したに過ぎない
GCAPという協力体制は実質的に日本の次期戦闘機開発が崩壊したテンペスト構想を吸収した体制

日本の次期戦闘機とテンペストは別計画前提での協力を模索していた
実際に、日英間ではサブシステムレベルの共通化の分析を昨年迄やっていた
昨年末までに協力内容をまとめて発表する予定だった
日本は次期戦闘機開発に日英協力の成果を反映し、イギリスは日本との協力しながらテンペストを2025年頃にスタートするはずだった

その状況が一変したのが昨年4月頃から表面化してきたテンペスト参加国の不穏な動き
参加国であるスウェーデンが距離を取りはじめ、開発費出資が怪しくなってきた
そしてイタリアの対日接近が表面化してテンペスト陣営の分裂が表面化してきた
テンペスト構想でイギリス傘下だったはずのイタリアが対等の関係を主張しだした

異変が隠せなくなったのが昨年7月の航空ショー
テンペスト紹介コーナーに、日本のXF9の模型やXF9-1の試験動画が展示された
間もなく機体統一を協議してるとの報道が出るようになる
テンペスト参加国ではなく、独自計画であり、既に開発がスタートしてる日本の次期戦闘機関連の展示がされる異例なものだった
2027年迄にデモ機を飛ばすといった構想を打ち出しても、テンペスト参加国の支持は戻らなかった
最終的には、日本の次期戦闘機開発は方針変更もなく、開発を続けることが認められた、GCAP共同声明をすることにイギリス政府は同意した

GCAP共同声明にイギリス政府が同意したということは、イギリス政府が単独で戦闘機開発をする可能性が低いことを示唆している
しかも、イギリス政府は国内軍需産業が不可能なスケジュールを示してることからも、イギリス単独開発を決行する意図はないだろう
そして日本の次期戦闘機の機体とエンジンを利用する方向での話し合いが進められている