ロシア側の言い分は、
そもそもウクライナの東南部は、ロシア帝国がオスマントルコからぶんどって入植した地域であって
その時点ではウクライナ人は概念としても存在してないってことなんだな

ロシア帝国の行政区域でみると、たしかにノヴォロシアっていう地域は「辺境の地」という意味のウクライナとは別の区画になる
そりゃそうだ、ロシアがオスマントルコと戦争して獲った場所なんだから
というわけで、ロシア人にとってはウクライナ東南部は歴史的にも 「固有の領土」ってことになる


俺たちは、お前らに、トルコ帝国の血みどろの戦争で獲得した土地を与えてやったのは
あくまでお前らが仲間だと思ってたからだ

もとからお前らはこの土地とは無関係だ 
あの土地に住むロシア語を話す人間は、お前らが歴史に出現する前からあそこに入植したロシア帝国民の子孫だ
土地も人もロシアのものだ

だけどお前らはクーデターなんか起こしてEUに入り、NATOに入ると言う
敵に回るというなら、貸し与えてやっていた俺たちの領土を返してもらう



この理屈はロシアの民族主義者のものだけど、
どこまでロシア人に浸透しているかは鍵になると思う

街頭インタビューだと、「いや、イラネーシwww ドンバスとか知らねーしwwww 」 みたいな若いロシア人が多い感じがするが・・・はたして・・・