ロシア陸軍の軍略、作戦理論の本質的な誤りは、縦深ドクトリンの延長のまま
機甲部隊は作戦を迅速にするため一定の犠牲を伴う→高速制圧のために戦車は単独突出と打撃を徹底しておこなう→その際突撃するMBT軍団は1/3以内の損失で済めば軽いもので作戦は精巧である

というWW2でロシア以外も行った古い戦術なんだよね

でも冷戦崩壊後この作戦理論は、対戦車戦術が強化された21世紀の戦争では戦車軍団の2/3が壊滅して全作戦が破綻するからやっちゃいけない戦術になった
けどロシアはこの誤った作戦を修整しないまま「MBT師団は突撃と自軍損害を繰り返し都度補充する」という誤った錯覚で戦場を見てしまってる

ロシアが想像するようなウクライナの自爆は原則起こらない