昨秋の打ち上げ失敗イプシロン6号機 原因を特定、後継機は設計変更
朝日 4/18(火) 21:45配信

昨年10月の打ち上げに失敗した小型ロケット「イプシロン」6号機について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、
失敗の原因を特定したと文部科学省の有識者会合で報告した。

燃料タンク内の推進剤とガスを分離させるゴム製の膜が製造工程中に破れていたことが原因だったという。
推進剤がガス側に漏れたことで、姿勢の制御ができなくなっていた。

これを受け、開発中の後継機「イプシロンS」の設計を変更する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18f311ffc86c219bcfa78038d8209e5682d7c5b0

イプシロンの改良型の打ち上げは2024年度内を予定していますが、果たしてH3の2号機の打ち上げとどちらが先になるのやら?

H3もあれだけ大失敗をやらかしてしまうと、これからまた数年単位の計画遅延は不可避なのだから。

この基幹ロケットの立て続けの失敗によって、日本の宇宙計画全般が5年から下手をすると10年余りの遅延を食らいそう。

その間に米中欧は途轍もない猛スピードで完全足踏み状態の日本から更に数十年分のリードを付けてしまうのですが。