2023.04.21
ドイツ「脱原発」を祝うのは環境活動家のみ…自己陶酔から覚めた国民は「自国の衰亡」を案じはじめている
https://gendai.media/articles/-/109320
(抜粋)
脱原発はドイツ人の宿願だった。だからこそ、2011年の福島第1原発の事故直後、それまで強固な原発擁護派だったメルケル首相が、
「福島が私の考えを変えた」と言って、突然、22年の脱原発を決めたとき、人々の感動は最高潮に達した。
(中略)
ただ、その脱原発の夢がようやく叶おうという今、彼らは突然、正気に戻った。ウクライナ戦争のせいでロシアのガスが尽き、
シャワーの温度を下げろと言われ、インフレが進み、電気の安全供給が危ぶまれ、産業が窮地に陥っている今、
なぜ何の支障もなく動いている原発を止めなければならないのかという当たり前の疑問に、多くのドイツ人が初めて冷静に向き合ったのだ。
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ドイツ人って・・・βακα、なので?

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ところが、日本の多くの新聞は今回も周回遅れが目立つ。日本の主要メディアが、環境グループの言い分だけを報道するのは毎度のことだが、
特に朝日新聞は今回、「反原発団体『歴史的な日』をデモで祝う」というタイトルで、あたかも国民全員がそれを喜んでいるように書いた。
ミスリードの見本だ。

脱原発の完遂した翌日の4月16日、ドイツのCO2の排出量は新記録となった。CO2フリーの原発を止めて、化石燃料で補うのだから当然の結果だ。
ベースロード電源(365日24時間安定して電気を供給する基礎となる電源)を担っていた原発の代わりが再エネには務まらないことが、
一瞬のうちに白日の元に晒された。

そして、やはり同日、ドイツで最大の電力会社であるE.onが、7月1日からの電気代の値上げを発表した。値上げはこれが最後ではないだろう。
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電気代が高騰しても、原発廃止という”夢”がかなったんだから本望だよなー(ハナホジ