昭和の海軍 ミッドウェー海戦 敗北の要点

1.海軍は作戦第一であり情報は上司の裁下を得る為の材料である。
2.海軍は事前の図上演習で図星とも言える大敗の結果を出していたが、宇垣参謀長によって無いものとされる。
3.作戦の見直しを幕僚が進言するも山本長官が反対する。
4.陸軍は海軍の暗号を解読、海軍に注意を促すも海軍は意に介せず。
5.米太平洋艦隊司令長官ニミッツにより海軍の暗号は詳細に解読されていた。
6.南雲長官は年次と学校の成績序列である。
7.海軍はミッドウェー作戦の大敗を天皇と国民に対して隠ぺいした。
8.海軍兵学校の卒業生は責任を追及されない。
9.議会と政治がしっかりしなければ軍人によって国は滅ぼされる。

ミッドウェー時の索敵線はレーダーの有効な米軍の方が多くPBY飛行艇22機(線)と陸軍のB17で1300キロの往復15時間の二段索敵。
日本海軍は榛名x1、筑摩x2、利根x2、加賀x1、赤城x1の7線で一段索敵。暗号解析して待ち伏せしてレダー探知も出来ている米国の方が緻密にやっている。