「ナンは7000年以上前から食べられていたペルシャ料理で、
 現在のイランが発祥の地と言われています。
 実際、日本に来て初めてナンを食べるインド出身者も多いと聞きます。
 一方、チャパティは比較的安価な全粒粉を原料として、
 フライパンで簡単に作ることができるため、インドの家庭ではカレーと
 チャパティの組み合わせがもっともポピュラー。
 インド出身で日本の教育者である“よぎさん”が言うように、
 日本では教科書に『ナンとカレー』と書かれ、街でインドカレーの看板を
 掲げる店では当たり前のようにナンが提供されている状況は
 ナンセンスと言ってもいいかもしれません」(フードジャーナリスト)

ナンだけに