「脳内エコーチェンバー化」と日本特有の「空気」 宮台真司氏の抵抗 (朝日 5/6)

世界では戦争や有事の危機、国内では政治家の襲撃事件が相次ぐ。
不穏な空気が漂う中、対話や交流が遮られていないか。「遮断」を乗り越えるにはどうすればいいか。
自らも昨年、大学構内で襲撃された東京都立大教授で社会学者の宮台真司さんに話を聞いた。

・考えを正されなくなった結果、「他責化」と「他罰化」
分断や孤立が社会に影を落としています。親しい仲間と深い議論ができなくなり、考えが間違っていても正されなくなった結果、
素っ頓狂な考えが脳内を残響し続ける「脳内エコーチェンバー化」が蔓延しています。

人は、他者に諭されたり叱られたりして思い込みを正されて、初めて妥当な政治的・哲学的な意見を持てます。
それができずに見たいものだけを見る人がたどり着くのが「他責化」と「他罰化」。「自分の不幸は〇〇のせい」と思い込み、〇〇を攻撃し
「ショボイ」自分を補完するのです。

昨年7月の安倍晋三元首相、昨年11月の私、先日の岸田文雄首相への襲撃は、恨みによる個人標的型か、条件を満たせば誰でもいい
条件付き無差別型かという違いがたとえあったにせよ、共通して、何でも話せる仲間がいれば止めてもらえたはずです。(以下有料記事)
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公の場で満面の笑みで殺人テロを「世直し」と公言して手放しで称賛したお前にはそんな偉そうなことを言う資格は全然ありませんがね。

そんなんだから後でよく判らない理由で頭カチ割られてもあんまり同情が集まらなかったんだが