>>872
産経でも少し前にこんなコラム書いてた。

韓国産ウイスキーへの道
産経 2023/5/2 07:00

最近、ウイスキーを炭酸水で割って飲むハイボールにはまっている。
韓国では、日本式ハイボールが空前のブーム。日本式ハイボールのポスターを飲食店でよく目にすることにも触発されたようだ。

安価な希釈式焼酎が一般的な韓国では、新型コロナウイルス禍に伴う「家飲み」の普及で自分好みの酒を探す20、30代が増加。
オヤジが接待で飲む印象があったウイスキーもハイボール人気を受け、若者に「おしゃれな一杯」と認識されるようになった。

「角ハイボール」で知られるサントリー「角瓶」は特に人気で、品薄が続く。 日本旅行で角瓶を大量買いする韓国人も話題となっている。
韓国には有力なウイスキーメーカーがなく、輸入品が主流だ。

米国滞在中にサントリーの「山崎」という日本産ウイスキーが人気なのを見て、酒造の勉強を始めたという韓国人弁護士に会ったこともある。
韓国伝統酒やビールも含め、海外でも通用する「メード・イン・コリア」の酒造りを目指す若者も急増中だ。

日本のウイスキーの父とされる竹鶴政孝が約100年前に英スコットランドでウイスキー造りを学び、日本産ウイスキーの礎を築いたように、
韓国の若者の中から「韓国の竹鶴」が現れ、韓国自慢の一杯を味わえる日が来るのを期待したい。(桜井紀雄)
https://www.sankei.com/article/20230502-5FU7PBJVURLP7NJJRMB5PEAAZ4/