European Processor Designed for Use in Space Taped Out
https://www.hpcwire.com/2023/05/08/european-processor-designed-for-use-in-space-taped-out/

欧州産の超多コアRISC-Vプロセッサ「Occamy」。
宇宙での利用を考えてるらしい。
シリコンインターポーザ上に2つのコンピュートチップレットと2x16GiBのHBM2eを積層する所謂2.5Dチップレット。
コンピュートチップレットは216+1コアのRISC-Vで、0.75TFLOPS(FP64),6TFLOP(FP8)を発生する。
全体では432+2コア、1.5TFLOPS(FP64),12TFLOPS(FP8)か。
注目するのはGF12LPPなんてプロセスで216+1コアを73mm^2,約10億トランジスタに押し込んでるところ。
チューリッヒ工科大学とボローニャ大学の開発。
TDPは不明だがパッシブで冷却出来るようだ。

極端に小さいダイから見て、RISC-Vコアは多分InOでヘタすりゃRocketに行列演算ユニット乗っけたもの。
+1てのが制御用ならそれだけOoOだったりするかも。
こういうの理論値は非常に高く出るけど汎用としては実効がかなり厳しいのよね。
まあAI専門みたいな扱いだと思うけど。