日本の漫画界に比べて圧倒的に描き手の層の薄い韓国が、ここ数年で急速にウリナラウェブトーンの描き手を増やせたのも、
AIによる作画アシストの恩恵が大きいらしい。

以前なら人手に頼るしか無かった作画も、AIの進歩でそこそこの絵が短時間で簡単に描けるようになったから、経験もレベルも
低い三下でも本来の画力以上の漫画を量産できるようになったそうで。

もっとも作画のアシストはAIに出来ても、ストーリーや演出は人間が考えなきゃならないし、同系列のAIで作画した絵は
どうしても絵柄が似てしまう=同じような絵面のウェブトーンが溢れる事に。

そういった粗製乱造の行き着く先に、アタリショックの様な破局を迎えるのか、それともこの成長期にうまく時流に乗って
才ある者は己を磨き成長し、世界的ヒット作を生み出して時代の仇花とならずに済むのかはまだ分かりません。