ウクライナ国防次官、バフムート市内の陣地を1つも失わず周辺で2km前進

ウクライナのマリャル国防次官は12日「7日以降にバフムート市内の陣地を1つも失っておらず、バフムート周辺では2km前進した」と明かしてイワニフスキー方面の反撃結果を強調、米軍の高官は「待望の反攻作戦に向けて地ならしが始まった」と言及した。

バフムート周辺で2km前進したという言及は「第3突撃旅団がイワニフスキーの南部分(クリシェイフカから見て西)の防衛ラインを突破した攻勢」のことを指している可能性が高く、5月1日〜5月11日までバフムート周辺(バフムート市内とクロモヴェ方面は前記事参照)で確認された視覚的証拠も「水路沿いにチャシブ・ヤールへ伸びる突出部の左側面」に集中しており、中々興味深い傾向だ。

特に第3突撃旅団は新しい視覚的証拠(まだ位置が特定出来ていない)をTelegram上にアップし続けており、突出部の左側面に対する攻撃は現在も続いているのだろう。