>>399
何故シーレンジャーを生産しなかったと言えば、シーレンジャーの工場を渡す替わりにB-24を海軍に供給する事を陸軍が認めたからですな 当初想定していた長距離哨戒機任務にB24(PB4Y)が使える事になったので飛行艇は用済みとなった PB4Yは大量に生産されて太平洋でも大西洋でも大活躍して戦後の対潜哨戒機時代も含めると二式大艇が足元にも及ばない実績を誇る
なので長距離哨戒機としての二式大艇の対抗馬は用途と実績で考えればPB4Yとなり実績で完敗してるって事実が残る そもそも同じ任務の飛行艇を作ってないんだから
この元の質問主の話ってさ「水上戦闘機では強風が世界最強と聞きました 日本の航空技術はアメリカより優れていたのでしょうか」と意味合いが同じであって、戦争の後半に至るまで何故日本は水上機やら飛行艇をせっせと開発しなきゃいけなかったのかについて思いを致す必要がある気がしますね