>>64
加速するのに比べると減速するのは容易なので、極論すると着地~停止するまでの滑走距離はそんなに長くなくても着陸可能ではある。
にも関わらず着陸時に長い滑走路が必要なのは、何らかの理由で着陸を直前でキャンセルしなくてはならなくなったときに、再加速→上昇できる距離を確保するため。
着陸寸前の飛行機は失速ギリギリまで減速しているので、そこから機首を上げると失速→墜落してしまう。
再上昇するには機体を加速する必要があるが、アフターバーナーを使えればこの再加速の時間を短くすることができ、より短い滑走路でも余裕をもって着陸を試みることができる