ISW論評
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-may-15-2023
ワシントン・ポスト紙が入手した米国のリーク情報によると、ワグナー・グループの
資金提供者であるエフゲニー・プリゴジンが、バクムートと引き換えにウクライナ
情報機関にロシアの陣地の位置を開示することを申し出たとのことです。

ウクライナ政府関係者は、バクムート周辺での最近の局所的な反撃において、
ウクライナの戦場での成功が限られていたことを認めた。

ロシアのミルブロガーたちは、「軍事検閲」の提案を一様に攻撃しており、
このコミュニティがロシアの情報空間における特権的な地位を守ろうとする
強い意欲を持っていることがさらに示されています。

ロシア国防省(MoD)は、5月15日にウクライナのストームシャドウミサイル
を初めて迎撃したと主張した。

クレムリンは、ウクライナ戦争中に高官が辞任することを禁止したと報じられているが、
これは国内の治安機関、政府機関、ロシア軍司令部内の安定を維持するための試みであろう。

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、5月14日と15日に
フランスのエマニュエル・マクロン大統領と英国のリシ・スナク首相と会談し
、欧米の軍事援助の拡大を確認した。

ロシア側の情報筋は、ロシア軍がハリコフ州のMasyutivkaを占領し、
Oskil川の西岸に橋頭堡を築いたと主張したが、ISWはこれらの主張の
視覚的な確認を観測していない。

ロシア軍は、バフムート周辺での地上攻撃を継続し、
ドネツク市近郊で限定的な攻撃作戦を実施した。