弾数に余裕がなくなって120を主力に使い出してる

120迫と152榴弾の違いは単に重量が違うんじゃなく、輸送性、生産性が3倍くらい違ってくる
このため152榴弾の積極投入は限りがある

ソ連体制の火砲編成は正規第一軍で152榴弾3000門、100-122榴弾迫撃6000門規模
WW2後半に年間投下可能だった152榴弾は100万発までだが、100-122榴弾と迫撃は500万発投下した模様

ソ連はWW2から一貫して152榴弾の弾薬生産、輸送、供給に限度がある体制で100万発=152榴弾1000門単位の火力物量しか有さない
よってこれを120/122榴弾で、埋める体制で、130mm榴弾という規格があったのはギャップを補填するため

これは火力大国とみなされたソ連、ロシアはじつは例えるなら日本帝国のように火力脆弱国家だったことを意味し
実はロシアは国家総動員体制に踏み切れても、大量の榴弾在庫がなくなったいま、152砲弾の大量生産と大量投下が困難なことを意味する

同様に中国軍も120/122榴弾が主役で152/155砲弾不足な国家である