【和訳】ISW ロシアのウクライナ侵攻作戦評価 1730 ET 24.05.2023 “要点”
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1661570802029072385
バフムートにおけるロシア側損失報告内容に関する議論が、
戦争支持派情報空間内に充満しており、この都市の占領により生じたポジティブな
情報効果の残滓でさえ、消え去りつつある。

ロシア側情報空間でのバフムート占領に対する反応は全般的にいって、占領の手柄が
誰にあるのかという点と、作戦関連の犠牲に関する憶測にばかり集中しており、その結果として、
ロシア国防省がこの都市の占領をポジティブに映し出すのに必要な活気が奪われている。

プリゴジンはバフムート占領後に高まった知名度を利用して、ロシア軍上層部とエリート層へ
の攻撃を激化させている可能性が高い。 プリゴジンはまた、バフムート占領の手柄はワグネルに
あると認識されていることを利用して、ウクライナにおけるロシアの戦争遂行の取り組みに対する、
常軌を逸したレベルの影響力を、公然と示そうとしている。

外交上友好関係にある重要な国々が、ロシアにいくつもあるように見せる努力を、
クレムリンは続けている。[*注: 5月24日にモスクワで開かれた国際会合に関するISWの評価]

全ロシア・親ウクライナのロシア義勇軍団(RDK)及びロシア自由軍団(LSR)によるベルゴロド州内
への限定的な襲撃に関する反応は、ロシア側情報筋の間でまだ続いている。

ロシア軍はクプヤンシク北東とスヴァトヴェ～クレミンナ線沿いで、限定的な地上攻撃を実施した。

ロシア軍はバフムート市外縁部とアウジーウカ～ドネツィク市線沿いでの限定的な地上攻撃を続けた。

ロシア軍はFAB-500航空爆弾を用いて、ウクライナ南部のウクライナ軍展開地点を目標にする攻撃を続けた。

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は5月24日、ウクライナへのロシアの全面侵攻以降、
訓練を受けたロシア兵は12万人を超えていると主張した。

ロシア連邦議会上院は、戒厳令下の地域での選挙実施に関する法を承認した。
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