プーチン氏の面前で大論争 アルメニア・アゼルバイジャン首脳
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4dc8809eca538d269a7825cd7745df7b6227974
摩擦の種は、アルメニア系住民が暮らすナゴルノカラバフ。同地を争う両国は2020年秋に交戦し、
アゼルバイジャンが実質勝利した。アゼルバイジャンは最近、アルメニアと同地を結ぶ陸路「ラチン回廊」に検問所を設置したと発表した。

 これに関し、アルメニアのパシニャン首相は、25日のユーラシア経済同盟首脳会議の席上、
「(停戦合意後)ロシアの平和維持部隊が回廊を管理すべきなのに(アゼルバイジャンが)違反して
封鎖した」と非難。アゼルバイジャンのアリエフ大統領は「国際規範に基づく検問所だ。封鎖はしていない」と反論した。

 仲介役のプーチン氏は困惑した表情で「ロシアも有名な方面(ウクライナ)で紛争が起きている」と発言。
ロシアが隣国に侵攻した責任は棚上げして、「われわれ全員が紛争の解決に利害関係を有している」と両国に自制を呼び掛けた。