インドネシア国防相、ウクライナ和平案 非武装地帯要求:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM032KU0T00C23A6000000/

インドネシアのプラボウォ国防相は3日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説し、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって独自の和平案を提示した。ロシアとウクライナが即時停戦したうえで、非武装地帯(DMZ)を設置し、国連の監視下で住民投票を実施するよう求めた。

プラボウォ氏はロシアとウクライナに現在両軍がいる位置での即時停戦を促した。それぞれ戦闘の最前線から15キロメートル後退しDMZを設けることを提起した。そのうえで「係争地域の大多数の意向を客観的に確認するため住民投票を実施すべきだ」と述べた。国連が派遣する平和維持軍による監視を想定する。