「リアクションしてくれないのね…」藤井聡太以前、以後で将棋は変わった 
果たして“史上最年少名人”は誕生するのか
5/29(月) 17:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/da70829627a3e10ad4cf1df706588f54f50f9e63
(4ページ目から抜粋)
■渡辺明も我々も、この世界で戦っていくしかない
 もう藤井以前と藤井以後では、将棋の感覚がまったく変わってしまった。
AIの影響はもちろんあるが、それだけではなく、藤井聡太自身が切り拓いている新しい将棋の世界に
連れてこられてしまった。そしてもう戻ることはできない。
渡辺明も我々も、この世界で戦っていくしかなくなってしまったのだ。

 石川がこのカードで記録係を務めるのは、2年前の棋聖戦の防衛局以来となる。
藤井が馬の利きに飛車をただ捨てした将棋だ。鈴木大介九段は、
「一生に一度指せたらいいくらいの大妙手なのに、藤井さんはそれを1分で指すとはなんなんでしょうね」と
嘆息していた。眼前であの手を見た石川は、どう感じていたのだろうか。
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なんというか、スピード感がまるで変わってしまった気がする。
もう10年くらい前になるか、ケニア勢による男子マラソンでの「スピード革命」を見ているような気分だ。
今までの感覚のままでいると、完全に取り残されてしまいそうだ。