戦争で戦勝国と敗戦国が生まれるように、平和で豊かな世界もまた経済的な勝者と敗者を生む。平和であれば何もかもうまくいくと考えるのは幻想やねん
戦争で敗北したものは踏みにじられ尊厳を奪われるが、平和な世界で敗北したものもまた踏みにじられ尊厳を奪われる
平和な世界での敗北者は、頑張って挽回できるうちはまだいいが、その希望が潰えるほどに絶対不利になると、
その無限劣勢な現状を打破するために戦争という手段に訴えることさえする。ある意味平和は戦争の母であるとも言え、人類史から戦争が絶えることはない