ウクライナ侵攻をきっかけにロシアは日本の仮想敵に加わったという誤解がメディアやネットに散見される
ロシアは戦後から今に至るまで一貫して主要な仮想敵であり続け、ソ連崩壊後に脅威と見做されなくなったということはない
例えば陸自は全国で唯一にして維持に最も金のかかる機甲師団を北海道に配置したままにしてきたし
崩壊後の90年代も正面装備の調達が相次いだ
イージス艦は本来ソ連の対艦ミサイル対策として導入したもので、崩壊後も建造は続いていたし
90年代前半からすでに汎用護衛艦にもFCS-3を搭載して高い防空能力を持たせようとしていた