2023.05.31
F-35のエンジン問題、米国防総省は最大380億ドルを追加負担する可能性
https://grandfleet.info/us-related/f-35-engine-problem-could-cost-pentagon-up-to-38-billion/
(抜粋)
Block4が要求するPTMSの冷却能力は47kwなので、もうブリードエアの抜き取り量を増やして高温運転でカバーするのは難しく、
空軍は次世代エンジンのAETPに移行するか、F135のエンジンコアをアップグレードするF135EEPに変更するか検討を行い、
最もコストとリスクが低いF135EEPを採用することで「オーバーホールにかかる追加負担(380億ドル)の影響を最小限に抑えることができる」
と主張しているが、GAOは「まだF135EEPや改良されたPTMSの設計は初期段階に過ぎない」と指摘している。

GAOはPTMSの要求要件とF135の設計が不一致なのは「国防総省が提案された設計を完全に理解しないまま
計画を進めたのが原因だ」と批判しており、F135EEPへの移行も2032年頃の話なのでBlock4は当面F135で作動することが濃厚で、
ブリードエアの抜き取り量がさらに増加してF-35の基本的な飛行性能とメンテナンスコストを直撃するだろう。

因みに380億ドルは米軍が負担する可能性のあるコストなので、同盟国が追加負担するかもしれないコストは含まれていない。
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おいおいおいおい!メリケンさんよぅ、しかっりしとくれよ~!
このままでは本邦のF-35AがBlock4になって、AMRAAM×6発内装が可能になるかまったくわからんじゃないか!
もうBlock4は、台湾有事に間に合わねぇ。。。