硫黄島新地図、面積1.3倍 火山活動で8メートル以上隆起 国土地理院が公開
時事通信 6/5(月) 14:34配信

国土地理院は5日までに、小笠原諸島・硫黄島(東京都小笠原村)の地図を全面的に更新してホームページなどで公開した。

活発な火山活動で大幅な隆起が続いており、2015年に公開した従来の地図に比べて標高が8メートル以上高くなった。
面積は約1.3倍(約6平方キロ増加)の29.86平方キロとなった。

新地図は昨年1月26日に撮影した航空写真や現地測量結果に基づく。海岸線を比べると、北西側の漂流木海岸で最大約800メートル移動。
GPSなどで地殻変動を観測している電子基準点の場所では、島の西部が過去9年間で約8.3メートル、中央部が約6.8メートル、
南端の摺鉢山が約1.3メートル隆起した。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c49c31692f0ae1f312fa34eb230f2e182c9683f

僅か8年でこの急速な隆起ぶりからすると、1945年の硫黄島攻防戦の頃と比べたら島全体が数十メートル単位で隆起していそう。