推力が低いEJ200で飛ばす実証機という事は、要するにX-2相当の実証機で実用機のプロトタイプでは無い。
その実証機に既存のエンジンを用いるという事は、飛行試験可能な新型エンジンは存在していない。
X-2は技術実証エンジンであるXF5エンジンを積んで飛ばしたが、そのレベルで使える新型エンジンすら無い。

以上によって、GCAP枠の有人戦闘機について、日本がエンジン、機体、レーダーを担当するという理由の
答え合わせになったな。
推力15t級のエンジンとそれを必要とするエアフレーム、そのいずれもイギリス、イタリアは提供できないという訳だ。