ガーキン

ノボドネツコイエ村付近とヴェリカ・ノヴォセロフカの南(と南西)、ヴォルノヴァハ方面で激しい戦闘が続いている。

どうやら敵は微妙な損害を被りながらも、予備兵を投入して作戦の成功を目指しているようだ(特にレオパルド戦車の部隊が交戦しているとの情報がある)。そこで今何が起こっているのかは不明である(激しい戦闘が行われているということ以外は)。そこで、敵が何をしようとしているのか、軍術の観点から説明してみることにする。

原理的には-戦略的には明らかである:
ヴォルノヴァハ(ドネツクとマリウポルの間の通信を遮断する)、マリウポル、ベルディアンスクと、後方の最重要ポイントを一度に攻めることができる攻撃方向が選ばれているのだ。どちらかを選ぶこともできるし、一度に全部に進攻することもできる。防衛側の戦力と抵抗力次第だ。同時に、攻撃はウグレドールの「突出部」(側面から脅かすことができる)からではなく、ヴェリカ・ノヴォセロフカ・ウグレドールのアーケードを近接して通過する、前線の比較的まっすぐな部分に頼って行われる。

続く…