実写「リトル・マーメイド」、中国と韓国では不評 配役に不満の声
6/7(水) 15:17配信 CNN.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1ae68c581859c601155f2a4b84498dda4e3ab69

一方、米国内では黒人の少女たちがアリエルを自分に重ね合わせて歓迎し、
公開から2回目の週末で全米ランキング2位に躍り出た。

ただ映画データベース「IMDb」では、
作品の順位を下げようと低評価のレビューを大量に書き込む「レビュー爆撃」を受けた。
IMDbは先週、異常な投稿がみられるとして評価の集計方法を調整した。


中国のレビューサイト「ドウバン」での評価は10点満点中の5.1点。
興行データ追跡サイトの「マオヤン」では、「私にとってリトルマーメイドは白人なのに」
「幼い頃に聞いて育ったおとぎ話が見る影もない」と嘆く書き込みや、差別的なコメントが相次いだ。


中国紙の環球時報は公開前日、同作品が物議を醸しているとする論説を掲載。
ディズニーは少数派を出演させる取り組みの一環としてベイリーさんを無理に起用したと主張し、
「これは人種差別の問題ではなく、怠惰で無責任な策略」だと批判した。

しかし、ロブ・マーシャル監督はこれまで、ベイリーさんを選んだ理由は才能以外にないと
断言してきた。米娯楽誌「ハリウッド・リポーター」との先月のインタビューでは、
あらゆる民族に目を向け、「最高のアリエル」を見つけようとした結果で、
非白人を起用する意図があったわけではないと強調した。