ワグナー・グループの一部の勢力は、プリゴジンに続いてベラルーシに向かうかもしれない。ロシアの野党系メディアVerstkaは6月26日、ベラルーシ当局がワグナー・グループの戦闘員をベラルーシに収容するための新しいキャンプをいくつか建設中であり、8000人のワグナー・グループの戦闘員を収容するための24,000平方メートルの基地の建設がすでにモギレフ州アシポヴィチで進行中であると報じた。 [アシポヴィチにワグナー・グループの基地があるからといって、ウクライナにとって直ちに脅威となるわけではない。アシポヴィチはベラルーシのウクライナとの国際国境から約200キロ離れており、ウクライナとの国境にあるゴメリ州やブレスト州に新たなワグナー・グループの基地が設置されれば、もっと憂慮すべきことになる。
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、プリゴジンとワグネル・グループの戦闘員を使って、ベラルーシに恒久的な軍事的プレゼンスを確立しようとするロシアの長年の努力とバランスを取ろうとするかもしれない。しかし、ルカシェンコ大統領がプリゴジンをうまく共闘させることができるか、あるいはベラルーシにいるプリゴジンやワグネル戦闘員に対するロシアの引き渡し要求を拒否できる可能性がどの程度あるかは不明である。プリゴジンの個人的な所在は6月26日現在も不明だが、未確認の情報によれば、彼はミンスク市西部の「グリーン・シティ・ホテル」にいるとの情報もある[8]。
@ISW

ロシア野党系メディアVerstkaによると、ベラルーシ当局はワグネル兵を住まわせる新しい野営地をマヒリョウ州Asipovichyに建設中だよ、24000m^2の広さの基地で8000人が居住できる。
Asipovichyはベラルーシ-ウクライナ国境から200km離れていて、ウクライナにとって直ちに脅威となることはない。これがゴメル州やブレスト州だったらずっと脅威だった。
でルカシェンコはプリゴジンとワグネル兵によって、長期的なロシアのベラルーシ内に恒久的な軍の駐留を行おうとする取り組みに対抗しようとしてるのかもねと。
プリゴジンの所在は引き続き不明だが、未確認の報告によればミンスク市の西のGreen Cityホテルに居るらしい。