でまぁロシア軍はカホフカダムを破壊したけど、ZNPPでも人為的放射線事故を起こしうる、でこれは他のものよりも深刻である。
放射線に汚染された水をドニエプル川ン流しウクライナ軍の渡河を邪魔するとか。(ドニエプル川大河ですからね、それを汚染するとか、黒海も汚染されるしトルコとかもブチギレでロシアから離れそう)
またウクライナ南部の広範囲に放射性物質の雲を作ることもできるかもしれない、しかしZNPPの原子炉はこういうことを行うのは難しい。
6/9から9/3までの間はザポリージャ州では主に北からの風が吹くが、天気予報では避難期限とされる6/5からの数日は、主に東へ風が吹くと予想される日も含まれる。
放射性物質の雲はほぼ間違いなく、ザポリージャとヘルソン州に影響を与え、たぶんクリミアにも与える。で風向き的にはロシア軍への影響のほうがデカいと思われる。
より小さな原子力事故を起こし、ZNPP自体へのウクライナ軍の進軍を阻害することを狙う可能性もある。
で上記のどの場合でも、ロシア軍に与える利益よりも負の影響の方が大きいっぽい。
ロシア外務省報道官は、ゼレンスキーのロシアがZNPPへの攻撃を準備しているという発言は、NATOを参戦させるためのまぁウクライナによる偽旗作戦の準備の兆候である、と述べた。
でこの馬鹿馬鹿しい推測は、典型的なZNPPへの安全性への脅威を主張するクレムリンの情報戦である。
クレムリンは定期的に、核エスカレーションの脅威を用い、ウクライナの軍事行動を抑制したり、西側からの軍事支援を阻止しようとしたりしてきた。
クレムリンはおそらくZNPPで原子力事故を起こす見せかけの意図を見せることで、ウクライナ軍のカホフカ貯水池の渡河への恐怖を生み出し、その地域をロシア軍が守らなくていいようにしようとしてるっぽい。
またクレムリンの核脅迫レトリックは西側も標的にしていて、核エスカレーションの再登場は7/11のNATOサミットを前にして、ウクライナに対する西側の意思決定に影響を与えようとしてるっぽい。