日本にエンジン開発技術が無ければ、イギリスが好きなように出来た可能性が高い
イタリアやスウェーデンは機体は何とか設計できたとしても、エンジンを供給してもらう先が無いから
新型の大推力エンジンはアメリカが供給する可能性は無い
だから英仏のいずれかと組む以外に手が無かったのが欧州の航空機開発の現状だった
そこに日本がXF9-1を開発して良好な試験結果を出したことにより、日本と組むという選択肢ができた
それが今回のテンペスト空中分解という結果を招いた
悪いことにイギリス側はエンジン開発を怠り、イタリアやスウェーデンを説得するものを用意してなかった
両国の対日接近によるテンペスト構想中止という劇的な結果になった
今回の一件はエンジン開発技術が如何に大事かを改めて認識させる出来事であった