ロシア大統領「核使用は不要」 優勢強調、F16供与けん制
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7439e9c2a6b70f806f5cee994f78a0150afcdf3
 ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ侵攻でロシア軍の優勢を強調し、
国際社会が懸念している核兵器使用について「必要性がない」と否定した。
欧州各国がウクライナに供与する米国製F16戦闘機が仮に第三国の基地から
攻撃に加われば「北大西洋条約機構(NATO)を軍事紛争にさらに引き込む深刻な危険性がある」とし、
欧米を強くけん制した。

領土奪還へ反転攻勢を続けるウクライナ軍にロシアの10倍以上の損失を与え、
全ての戦線で撃退していると主張。ウクライナに「チャンスはない」と述べた。

 F16が「ウクライナ国外の空軍基地に配備され、戦闘に使われた場合、
それをどこでどう破壊するか検討が必要だ」とし、NATO加盟国の基地を
攻撃せざるを得なくなるとの考えを示唆した。