和党は複数の事件で起訴されたトランプ前大統領と比べて「対応が甘い」と批判。2024年11月の次期大統領選に向けて、「刑事事件の捜査が政治的な思惑に影響されている」との主張を強める構えだ。

 「“交通違反切符”だけで、ジョー(・バイデン氏)の身辺は整理されて24年大統領選の準備ができたようだ」。トランプ氏は20日、予想されるハンター氏の保護観察処分を「交通違反の反則金」にたとえた上で「私はあらゆる方向から司法省や州・市の検察に襲われている」と訴え、捜査当局の対応の「不公平さ」を強調した。