日本政府「状況を注視」　治安悪化、大規模衝突懸念

日本政府は２４日、民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が「武装反乱」したとされる
ロシア国内の状況を注視した。治安の悪化や大規模な武力衝突に発展すれば在留邦人の安全に
影響しかねないと懸念しており、引き続き情報収集に努める方針だ。

日本政府関係者は、プリゴジン氏の武装反乱について「プーチン大統領も反乱と断言し、
予想もしていなかった展開で驚いている」と取材に答えた。「プリゴジン氏の最終的な目的は分からないが、
ウクライナ情勢を左右する可能性があり、今後の動向に注目している」と強調した。

別の政府筋は「ロシア国内の状況について監視を強めたい」と語った。