それにしてもワグネルの叛乱は実質1日で終わってしまったけど、ロシア軍の後方の兵站中枢でこんな騒動を起こされては、
前線で戦うロシア軍も只では済まないと思うんですけどね。

ワグネルとロシア正規軍との全面衝突こそ回避されたものの、兵站中枢のロストフを1日とは言え占拠されたのだから、
前線への物資輸送のスケジュールはグダグダだろうし。

それにワグネルに占領されたロストフから逃げ出した兵站要員を再び呼び戻したり、備蓄・輸送インフラを復旧させるにも
一定の時間が必要になるだろうから、それによって生じた混乱や燃料短役の欠乏という好機を、前線のウクライナ軍が
どこまで活用できるのかは未知数です。

もしロストフやヴォロネジの占拠が長期化し、ワグネルとモスクワ守備隊との全面衝突なんて事になっていたら、前線で
戦うロシア軍らも完全に浮足立ち、場合によっては総崩れになった可能性もありましたが。