流石に戦争を長く経験してきたプリコジンには、もうこの戦争は無理だと気付いていた
この行方がどうなろうと、プーチンにはもう後がないことがプリコジンにはわかってた
だからプーチンを救おうとしていたんだよ
妙に素直に真実を話したのは、そのためだ
戦場でどれだけ兵士が命を落としたのかも、戦果が現実とかけ離れてることも、戦争を始めたきっかけも、すべてゲラシモフとショイグに責任を負わせる方法でね
ところが全てあてが外れた
まさかプーチンがそれを理解してないと思ってなかった
今のプリコジンは魂が抜けたような状態だな
それでもワーグナーの戦闘員たちの将来は考えた
そんなとこだな