僧兵管理ネットワークや強訴システムは刷新しましたか?

固定IPって大変だったでしょ運用

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08110/
高野山金剛峯寺がネットワークを全面刷新、設計と構築に「お寺ならでは」の工夫

だが、旧ネットワークは使い勝手や生産性の面で課題があった。事務職員は主に前述の5つの建物で働いている。建物間はVPN(仮想私設網)でつながっていたものの、建物ごとにネットワークセグメントを分けていた。さらに各セグメントは端末ごとに固定のIPアドレスを割り当てる運用となっていた。

 このため、事務職員が業務用パソコンを持って建物間を移動しても、移動先でスムーズにネットワーク接続し業務を再開するといったことが難しかった。建物間でデータを移動させるような手段も乏しく、会議の際に追加資料が必要になった場合は他の建物へ走って取りに戻らなければならないこともあったという。総務部総務課の井上幸彌課長補佐によると「以前から引き継がれていた設計で、もともとはセキュリティーを考慮してのものだった」と説明する。