知っての通り、日本の次期戦闘機開発のスタートは2020年4月
これ以前から将来戦闘機の技術開発はしていたが、あくまでも将来使うかもしれないという名目での開発
こういうことは英伊でもあり、順調にいけば2025年に英伊は将来戦闘機の開発をスタートさせる予定でいた
現時点でやってくる研究開発は日本の次期戦闘機開発正式スタート以前にやってた研究開発の相当する

GCAPの共同声明が2022年12月にされたが、日本の次期戦闘機でいうと
2018年12月に策定された中期防でのF-2後継機の開発方針決定
開発することは決めたが、具体的なスケジュールや開発する戦闘機のコンセプトの正式決定はまだ
そういう協議をへて2020年4月としてスタートした
GCAPの共同宣言は単に3カ国で協力しましょうという事を決めただけで、現時点では具体的な協力内容は合意・徹底していない
3カ国でバラバラに次期戦闘機の開発や将来戦闘機の研究を行っているだけ
現在日本が予算を付けて開発してるのは日本の次期戦闘機であり、イギリスがデモ機制作してるのは、イギリス独自の将来戦闘機の研究の一環
国際協力で具体的に動いてるのはデータリンク関連とレーダーの共同研究のみ
エンジン共同実証の方は事業内容や役割分担すら決まっていない

現時点ではGCAPは機体を統一するかどうかも未定のまま
ただ、2035年実戦化という期限に間に合う可能性があるのは日本の次期戦闘機のみ
日本の次期戦闘機は実動機の試作機制作を来年か再来年から始めるから
BAEややっと技術デモンストレーターの開発の諸についただけで、RRは間に合いそうなエンジンが無い
しかも、旧テンペスト陣営では出資問題が発生して、イギリス主導の開発構想が不可能になっている
更に日本の次期戦闘機は開発方針撤回や現計画の開発事業を中止する気がない
こういう条件の下でGCAPの交渉が行われる

この状況では英伊が日本の次期戦闘機を採用して自国向けに改修、国内生産するしか現実的な策が無いということ