内閣支持率の急落、政府・与党内に衝撃
岸田首相はマイナ対策への注力で信頼回復図る考え
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230626-OYT1T50022/

読売新聞社の全国世論調査で岸田内閣の支持率が大幅に下落したことに、政府・与党内で衝撃が広がった。
岸田首相は、トラブルが続発しているマイナンバーカードの対策に注力し、信頼回復を図りたい考えだ。
混乱が長引けば、首相の秋以降の衆院解散戦略に影響が出る恐れもある。



マイナカードを巡っては、健康保険証と一体化した「マイナ保険証」で他人の個人情報が誤ってひもづけられた事例が確認されるなど、問題が相次いでいる。
首相は21日、マイナカードの専用サイト「マイナポータル」で情報を閲覧できる税・所得など全29項目について、河野デジタル相らに秋までの総点検を指示した。

政府は24年秋に健康保険証を原則廃止してマイナカードへ一本化し、25年秋までに全面廃止する方針だが、
与党内でも「急ぎすぎだ」などとの批判がある。