>>959
ペーパープランならアメリカのベンジャミン・ティルマン(Benjamin Tillman)上院議員の「パナマ運河を通過できる(つまり船幅33m)最大の火力を持った戦艦を検討しろ」という要求で、米海軍建造補修局(BuC&R)が1916年から1917年にかけて作成した「Maximum Battleship」もしくは「Tillman battleship」というものがある
これは6つの案(I II III IV IV-1 IV-2)から成っているがその中のTillman IIとIVは16インチ(40.6cm)砲6連装×3=24門という途方もない物で、これがおそらく最も数が多い
ちなみに他の案はIとIIIは16インチ3連装×4=12門
IV-1は18インチ(45.7cm)連装×5+3連装=15門でIV-2は18インチ3連装×5=15門
いずれも速度は26ノット台を想定

詳細はウィキペディア英語版のMaximum battleshipに載っているが全長が297mとモンタナ級より長く、出来上がっていたらやたら細長い戦艦になっていただろう
ちなみにこの案の後別個に設計されたがワシントン条約で建造中止になったサウスダコタ級は全長200,mで16インチ3連装×4=12門