ここで、敢えて前漢の宣帝の統治の要領について貼っておくか。
前にも書いたけどw

「漢家おのずから制度あり。元々、覇王道を以ってこれを雑す。
なんぞ純じて徳教(儒教)に任じ、周政をもってせんや。
かつ、俗儒は時宜に達せず。好んで古を是となし今を非となす。
人をして名・実を眩ませ、守るべきところを知らず。なんぞ委任するに足らんや。
我家を乱すものは必ず太子ならん」
(漢王朝では昔から覇道[法家]・王道[儒家]のよいところを取捨選択している。
儒教だけに価値を認め、儒教の理想である周の政治に戻すなどということがどうしてできよう。
そのうえ、半可通の儒者どもは時局に合わせてものを考えず、
常に「昔はよかった、今はよくない」などと言い、理想と現実の区別がつかず、
政治に何が必要かもわからない。彼等に委任することなどできない。
我王朝を衰退させる者は皇太子をおいて他にない)

現実に合わせた「良いとこどり」で良いのであるw