ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシアの侵攻直後にウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で抗戦し、国内で「英雄」とたたえられる元部隊指揮官5人と訪問先のトルコから帰国した。ロイター通信が伝えた。

製鉄所で戦ったウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」のメンバーらは昨年5月に投降した。
一部はトルコが仲介した捕虜交換で、終戦までトルコにとどまることを条件に解放されたとされる。

7日からトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談したゼレンスキー氏は8日、通信アプリに「英雄を連れて帰る。彼らはようやく家族らと一緒になれる」と投稿したが、経緯には触れなかった。
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