ギルキン質問コーナー


Q
ルカシェンコがプリゴジンの乱に登場しましたが、
すごく唐突に登場した感じがしました 世界中が驚きました
これに関して如何ですか?


A
ルカシェンコはある程度は頭が回る政治家ということでしょう
彼の政治体制は100パーセント、ロシアの政治状況に左右されます

これは軍事だけではなく、経済、金融、あらゆる国家の枠組みを支える要素の問題であり、
これら全てにおいて、ベラルーシはロシアに依存しています
いまでも、EUとロシアの莫大な資金が、ミンスクを経由して行き来しています
もちろん、暴力機関の支援も不可欠です

つまり、ロシアが動乱期に入れば、ルカシェンコの政治生命は終わります
だから彼はプリゴジンの乱に深煎りしたのでしょう

結論としては、ルカシェンコの介入は、ベラルーシでの政権維持と自分の身の安全を確保するための動きだと思います