台湾有事に関する潮さんの解説
https://agora-web.jp/archives/230717071007.html
7月15日、一般社団法人「日本戦略研究フォーラム」が、
台湾や尖閣諸島(沖縄県石垣市)での有事を想定したシミュレーションを都内で開催した。
首相役の小野寺五典・元防衛相ら国会議員10人に加え、元将官を含む政府高官OB、
米連邦政府職員OBらに加え、この日は台湾のシンクタンク関係者も初参加した。

【シミュレーション】
2027年1月、中台情勢が緊迫化し、尖閣へ中国漁船が「機関故障による漂着」を名目に上陸し、
中国海警局船に護送された浚渫(しゅんせつ)船10隻が埋め立て作業を始めたと想定。
「関係閣僚」が「国家安全保障会議」で協議するなか、中国海警船の発砲により、
海保巡視船の乗員(保安官)が多数死傷との状況が伝えられた。
この事案に対して
「海上保安庁長官」(役を務めた奥島高弘・元海保長官)が、「海上保安庁で対処できます」と断言。
これを受け、(海保を所管する)「国土交通相」が「軍事的手段で解決しないという国家意思を示す」として、
海上自衛隊ではなく海上保安庁で対応可能との考えを示した。