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時系列を整理して考えればわかるだろ?

2018年12月時点で日本は独自のF-2後継機開発をすること決めた
実際に2020年4月に独自計画をスタートさせている
2018年12月時点で日本の次期戦闘機とテンペストは別計画前提での協力を考えていた
レーダーの共同研究やエンジン共同実証事業は別計画前提での日英協力として企画された
更なるサブプライムレベルでの共通化の可能性を探る共同分析も別計画前提
これは昨年8月に出された防衛白書にも記載がある
つまり、技術レベルでの交流は完全に別計画前提で動いていた

問題は政治・外交で発生した
先ずスウェーデンがテンペストから距離を取る姿勢をとりはじめた
続いて昨年4月にイタリアが日本の次期戦闘機開発参加をイタリア国防相が打診していたことが発覚
テンペスト参加国が相次いでイギリス離れの姿勢を示した
これで、元々海外からの出資前提のテンペスト構想実行が政治・財政的に実行が困難になってしまった
テンペストが政治的・財政的に破綻したので、急遽代替案として考えたのが、日本の次期戦闘機を利用するGCAP

そりゃ技術の研究開発が別計画前提だとスッキリ解釈が出来るのは当たり前
昨年の今頃までは、技術開発的には確実に別計画前提でやっていたのだから
既に予算として組まれた研究開発も全て別計画前提なのも当然
問題はテンペスト参加国のイギリス構想からの離反が引き起こしたテンペスト構想の破綻で
日本の次期戦闘機を採用してイギリスやイタリアが自国仕様機を開発する機体統一案が急浮上した

BAEやRRがテンペストの実行を主張するのも立場上当たり前
全ての研究はイギリス主導のテンペスト前提のものであり、日本の次期戦闘機を利用する前提ではしていない
ただ、もうイギリス政府は政治的・財政的に元のテンペストは実行が出来ない認識でいる
だから代替案としての日本の次期戦闘機を利用したGCAPを採用するしかなくなった