ことし始めたイギリスやイタリアの研究事業は基本的には別計画前提もの
昨年末の時点でGCAPなんて共同宣言出しただけで何も決まってないに等しい
だからといってイギリスは別計画を立てることが可能なわけではない
もうテンペスト参加国は離反して戻ってはこないから

おそらくイタリアは日本の次期戦闘機をベースに独自仕様機を開発するつもりでいる
だから頻繁に高官レベルで日本の次期戦闘機開発に関して協議する
イタリアはステルス機やエンジン開発の経験がなく、ベース機がどれかになるだけの話なので
自国の技術や製品を搭載でき、国内生産できる機体ならテンペストでなくても構わない
機体やエンジン開発費は全額日本持ちであり、基礎研究レベルから開発費を要求してくるテンペストよりコストが低い
かりに日本の次期戦闘機が失敗しても、金銭的損失も少なくて済むので低リスク

それに対してイギリス国内は意思統一はされていない
BAEやRRはイギリス主導のテンペストを実行することを求めている
それに対してイギリス政府はテンペスト実行は政治的に出来ない判断をしている
そこら辺の国内意見の統一が出来るかが、GCAPがいつ機能するかの鍵
2025年に開発を正式スタートさせるには、2022年末が出資集めのタイムリミットだった模様
イギリス政府も軍需産業の技術の維持と雇傭を守るには、デモ機制作でBAEに設計経験を積ませ
生産面では日本の次期戦闘機を国内生産する方向で妥協しようと考えていると推測される