フィナンシャル・タイムズ紙は、「ウクライナの深刻な物資不足がヨーロッパの防衛産業を露呈させる」という見出しの記事を掲載した。
同紙によれば、ロシア連邦の侵攻は西側諸国の弾薬不足を実証した。そして、必要なレベルまで生産量を増やすには何年もかかるだろう。
「業界幹部は、国防支出を増加させるという国家的コミットメント(昨年は世界全体で過去最高の2兆2400億ドルに達した)や、NATOとEUの双方による新たな調達イニシアティブにもかかわらず、進展は遅々として進んでいないと述べている」と同紙は書いている。
問題点として挙げられているのは、各国間の協力関係の低さである。
「たとえ同盟国であったとしてもだ。悪い時代にはうまくいかなかったし、良い時代にもうまくいきそうにない」とドイツの防衛グループの幹部は同誌に語った。

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