トラブルメーカーだけど人気者、塹壕のカラス ウクライナ
https://news.yahoo.co.jp/articles/1418c30e52d2dca0c7e15bc97d9957c41656d09b
【AFP=時事】ウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州の前線の塹壕(ざんごう)で、
兵士とカラスの「マビック」が友情を育んでいる。

マビックという名は、ウクライナ軍が偵察用として使う民間ドローン「マビック3(Mavic 3)」
からとられた。自分たちにとって「身近な物」から名付けたかったという。

 電話やライター、たばこ、お茶、コーヒー。置いてあるのは何でも持って行ってしまい、
兵士らは捜し出すのに苦労している。「固定されていないものはすべて引っ張り出されてしまう」

 別の兵士、ルスランさんは「とんだ害獣だ。みんな、
やつのいたずらのせいで泣いている」と言った。

 ルスランさんによると、マビックは他の拠点にも現れ、ソーセージや肉など「
寄付」を集めて回っている。

「きのうは(別の拠点に)飛んで行き、ナイフを取ったらしい。面白いことに、
刃じゃなくて持ち手の方をくわえていたんだ。何をされるか分からないので、みんな恐れおののいた。
でもカラスはカラスだ。鳴こうとして、ナイフを落としてしまった」と笑いながら語った。