1年目から“手取り月28万”…「余程のことがない限り入隊できる」海上自衛隊の世界
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上田さんは喫茶店経営やIT企業のカスタマーサポートの仕事を経験し、
その後に働いていた出版社を退職。2019年秋に28歳で海上自衛隊に入隊し、
任期制自衛官として横須賀の部隊に約3年間配属されていた。
◆余程のことがない限り入隊できる
40人の同期のうち30代は上田さんを含めて4人。
教育隊には陸上自衛隊や配管工の仕事をしていた人、大学院で研究していた経歴を持つ人も
入隊していたという。そもそも自衛官候補生が教育訓練を経て任命される任期制自衛官とは、
どういった採用形態なのか?
「約3年の満期まで務めると満期金がもらえて、続けたい人は2年ごとに任期を更新していくというもので、
契約社員みたいなイメージですね。入隊試験では中学・高校レベルの学科試験と身体検査があり、
入隊前に国籍や家族関係も調べられました。身長・体重など応募資格さえ満たしていれば、
余程のことがない限り入隊自体はできると思います」
◆1年目から“手取り月28万”
「陸上(自衛隊)は手当がほぼないので最初は18万円ほどで寮生活することになりますが、
海自は出航した回数や期間に応じて、手取り分の33~40%が上乗せされました。
船に乗ると半年くらい帰宅できないこともありますが、メシもついてくるし、
海自と航自は待遇的に陸自より恵まれているイメージが一般的にあると思います」